研究室配属
2025年度 卒研配属のお知らせ
- 2024.11.16
- 2025年度 卒研配属に関する基本情報を掲載しました。
2025年度の卒研配属について
カメラ測定を題材として、画像信号処理の数理的思考を重視した研究を行っています。
カメラ好き、興味のある人歓迎します。希望者は研究室説明(ZOOMを中心に、希望があれば対面もOK)を行います。
ミスマッチを防ぐために、配属を希望する場合は第1志望に限らず『事前に必ず面談』を受けてください
西研究室の基本情報
所属 | Ⅱ類 情報・ネットワーク工学専攻 電子情報学プログラム |
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担当教員 | 西 一樹 准教授 |
居室 | 西2号館 710号室 |
連絡先 | お問い合せ先ページ |
専門分野 | 画像計測 信号処理 |
本年度の構成員 | 博士3年:1名、修士2年:1名、修士1年:1名、学部4年:2名 |
はじめに
本研究室では、カメラの性能や品質をテストする方法について主に研究しています。すでに実用化に至っている技術もあり、実際に使ってもらえる技術を目指しています。 世界での日本の技術の優位性が揺らぐ中、日本のカメラ技術はいまだ世界をリードしています。 その一端を担う研究に携わってみませんか。
研究テーマ
- 三脚・シャッター振動の測定
どんなに注意してもカメラ撮影の際には微小な振動が発生します。これは画質劣化の原因となるため、特に画像の高精細化が進む昨今では無視できない問題となっています。 本研究室では、微小振動を撮影画像から精密に測定できる技術を開発し実用化しています。この技術とレーザー振動計を用いて、三脚やシャッターにおける振動のメカニズムを 解明すべく研究を行っています。 - 解像度の精密測定
解像度(どこまで細かいものが撮影できるかを表す尺度)は、カメラ性能の良し悪しを決める重要な指標です。それがどの程度正確に測れるか各ツールについて比較したり、 従来法に代わる高精度な測定アルゴリズムの開発を行っています。 - 光軸歪みの測定
カメラを構成するレンズや撮像素子などの配置にわずかでも歪みがあると、撮影画像にも歪みや画質劣化が生じます。これを高精度に測るための方法について研究しています。
研究室での勉強、輪講・卒研の進め方
- 実験・研究の進捗状況報告、研究論文(おもに英文)の輪読(週1回)。
- 卒研の下準備となる実験課題への取り組み。
- 卒研では、カメラ撮影実験やMatlabによるプログラム作成が主な仕事となる。
西研究室を選ぶにあたって
- 何をやりたいか決まっていない人も歓迎です。
- 先輩たちからの支援があるためプログラミングが得意でなくてもOKです。ただし嫌いだと厳しいです。
- 西がやるべきことを具体的に提示し、それを踏まえてプログラミングや実験装置の使い方を先輩たちから教わります。ただし主体的に行動する必要があります。
- 2年後の西の定年退職の関係から就職予定もしくは他大学院進学の方を優先します。
- 西は呼吸器障害をもっていて、入院などで休ませてもらうことがあります。
- 研究室見学・面談歓迎です。希望者は西(k.nishi@uec.ac.jp)までメールお願いします。